業務用エアコンと家庭用エアコンの違い!店舗導入3つのコツ

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大阪府守口市を拠点に関西一円で業務用空調設備の工事を行っている株式会社Croweです。


エアコンを新しく導入する際に、「業務用と家庭用、どちらを選ぶべきなのか」「電気代や初期費用はどれくらい違うのか」など、疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。


実は、エアコンは設置する空間の広さや人の出入り、用途に合わせて適切に選ばないと、空調が十分に効かなかったり、無駄なランニングコストがかかってしまったりする恐れがあります。


この記事では、空調設備の導入を検討している方に向けて、業務用エアコンと家庭用エアコンの具体的な違いから、電気代の比較、そして失敗しない選び方の基準について解説します。


オフィスや店舗の新規オープンを控えているオーナー様や、空調設備の見直しを検討している担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。


■エアコンの主な種類

空調設備は建物の広さや用途に合わせて適切に選ぶことが快適な空間づくりの第一歩となります。製品のカタログなどを見ると様々な名称が並んでいますが、大きく二つのタイプに分類して考えると整理しやすくなります。


・パッケージエアコン

オフィスや店舗などの広い空間でよく見かける大型の機器をパッケージエアコンと呼びます。これが一般的な業務用エアコンのことです。広い面積を効率よく冷暖房するために、非常に大きな馬力(冷暖房のパワー)を備えているのが特徴です。


例えば、扉の開け閉めが多く外気が入りやすい飲食店や、長時間連続して稼働させる工場など、過酷な環境でも安定した温度を保てるように設計されています。室内機の形状も豊富で、天井に埋め込むカセットタイプや、天井から吊り下げるタイプなど、内装や設置場所のスペースに合わせて柔軟に選ぶことができます。


また、一台の室外機で複数の室内機を動かすマルチタイプも主流となっており、建物の外観をすっきりと保つことができるメリットがあります。


・ルームエアコン

一般家庭のリビングや寝室などに設置されているのがルームエアコンです。家庭用エアコンとも呼ばれ、比較的小規模な部屋を快適な温度に保つことを目的としています。形状は壁掛タイプが一般的で、電源も家庭用のコンセントで動く単相(一般的な電灯契約の電力)仕様となっています。


人の出入りが少なく、一定の温度を維持しやすい環境を想定して作られているため、パッケージエアコンほどの出力や耐久性はありません。しかし、省エネ機能や自動でフィルターを掃除する機能など、日々の生活を快適にするための細やかな機能が充実しているのがルームエアコンの強みです。


■業務と家庭用の主な違い

業務用と家庭用のエアコンには、性能やコスト面で大きな違いがあります。導入後に後悔しないためにも、具体的な違いを把握しておきましょう。


・電気代と消費電力

業務用エアコンは広い空間を冷暖房するため、消費電力が大きく設計されています。しかし、店舗などで電気を多く使う場合、電力会社と「動力(三相200V)」という業務用の契約を結ぶのが一般的です。


動力契約は基本料金が高めですが、使用した分の電気代単価は安く設定されています。一方、家庭用は「電灯(単相)」という一般的な契約で動きます。長時間連続して稼働させる環境では、業務用を採用した方が毎月の電気代を抑えられる可能性が高くなります。


・本体価格と工事費用

初期費用にも差があります。家庭用エアコンは手軽に購入でき、設置にかかる工事費を含めても比較的安価です。対して業務用エアコンは機器本体の価格が高額になります。


さらに、天井裏に配管を通す作業や専門の設備工事が必要なケースも多く、施工の費用も高くなります。しかし、広い店舗に家庭用を複数台設置すると、かえって導入の総額が高くついてしまうこともあるため、空間の面積に応じた機器の選定が重要です。


・耐久性と冷暖房能力

エアコンのパワー(馬力)と頑丈さも異なります。業務用は、人の出入りが激しいオフィスや熱源となる火を使う厨房などで、長時間連続して運転することを前提に作られています。そのため、冷暖房の能力が非常に高く、部品の耐久性にも優れています。


家庭用は一般住宅の穏やかな環境で使うことを想定しているため、負荷の大きい環境で無理に稼働させると故障しやすく、修理やメンテナンスの費用が余計にかかってしまうデメリットがあります。


■エアコンの見分け方

今設置されているエアコンが業務用なのか家庭用なのか、パッと見て判断がつかないケースもあるでしょう。機器を入れ替える際などに役立つ、簡単な見分け方のポイントを解説します。


・室内機の形状とサイズ

もっとも分かりやすいのは、室内機を見る方法です。家庭用は壁掛けタイプが主流ですが、業務用エアコンは天井に埋め込むカセットタイプや、大きな床置きタイプなどが多く採用されています。


壁掛けタイプであっても、業務用は広い空間を冷暖房するパワー(能力)があるため、家庭用よりサイズがひと回り以上大きいのが特徴です。室外機も同様に、業務用は大型のものが設置されています。


・メーカー型番と年式

見た目だけで判断が難しい場合は、室内機の底面や側面に貼られているシールを確認します。ここにはダイキンや三菱、パナソニックなどのメーカー名、製品の型番、製造年式が記載されています。


この型番をインターネットで検索すれば、ルームエアコンかパッケージエアコンかを確実に見分けられます。入れ替えを検討する際、この型番を専門業者に伝えると、現在の設置状況に合った新しい機種の提案をスムーズに受けることができます。


■業務用を家庭で使う注意点

一般家庭の広いリビングなどに、スッキリとした内装を求めて業務用エアコンを設置したいと考えるケースもあるかもしれません。しかし、導入にはいくつかの条件と注意点があります。


まず、電源の違いです。一般住宅は単相(一般的な電灯契約)ですが、業務用エアコンは動力(三相200V)という特殊な電源を使うモデルが多く、導入するには大掛かりな電気工事が必要になる可能性があります。


また、初期費用が高額になりがちな点もデメリットです。家庭用は比較的安価に購入できますが、業務用は機器本体も配管などの工事費も高くなります。


さらに、広いオフィスや店舗を冷やすことを前提としているため、運転音が大きかったり、風が強すぎてリビングでくつろぐには不快に感じたりすることもあります。


もしご家庭で空間の美観を重視したい場合は、一般家庭の電源で動く「ハウジングエアコン(住宅向けの天井埋込型など)」を検討するのも一つの方法です。部屋の広さや用途に合わせて、最適な空調設備を選択することが快適な生活につながります。


■まとめ

業務用と家庭用のエアコンは、冷暖房の能力や耐久性、必要となる電源、導入にかかるコストなどさまざまな面で大きな違いがあります。


導入場所の広さや人の出入り、一日の使用時間に合わせて適切な空調設備を選ぶことが、快適な空間づくりと毎月のランニングコスト削減につながります。


入れ替えや新規導入を検討する際は、それぞれの特性を正しく理解し、現場の状況に合った最適な機種を選択することが大切です。


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